2021年

あれから3年、元気(?)に暮らしているのがなんだか人生っぽい。何の因果か日本ではない国で会社員をして、コロナでずっと家にいて…自分は人付き合いが得意じゃないんだと気づいた。

 

私はきっと、どんな人間になりたいのかを言語化して足りないものを洗い出し、それを達成するためにゆるやかにでも努力をした方が良いんだろうと思う。

又吉直樹「火花」

やっとピース又吉「火花」を読みました。

 

読みたいなあと思いつつ、ハードカバーで冒険する気にははなれない。文庫で出てすぐに購入するも、いまいち気乗りせず他の本が優先され何度も後回しにして、今日。

 

気持ちも悪いしお腹も痛いし、熱もあるしで会社を休んでしまった。

一日家で休むことに決めたけど、何もせずに寝ているのは落ち着かない。活字が読みたいけどスリルアクションサスペンス、空飛ぶ明るいファンタジーの気分じゃない。そんなタイミングだったので、軽めの純文学だろうと当たりをつけて火花を読むことに。

続きを読む

おばあちゃんの消滅

祖母が死んだ。

 

初孫である私の誕生を喜び、成長するだけで褒めてくれた私のおばあちゃんはこの世に存在しなくなった。

 

 

厳密にはまだ火葬はしていないので身体は存在している。

 

人が存在するって何だろう。

祖母は遠方に住んでいたため、死後1日経った今もまだ亡骸を見ていない。

通夜の都合のため私は明日も明後日も仕事をしてから田舎へ向かう。

明日か明後日、葬儀までの間に母からやはり生きていたと連絡があれば祖母の存在は復活するし、復活しない場合は父方・母方の両方の祖母が亡くなったことになるため、今後私にとっての"おばあちゃん"という言葉は"老婆"と同義となる。

おばあちゃんはいなくなってしまう。った?

 

何も分かんねえ 大人なのに

これまで哲学書には手を出さずにきたけどちょっと読んでみようかな