就職活動と振り返り

お久しぶりです。

就職活動が忙しく、なかなかブログを更新する余裕がありませんでした。
そう、私は就活生
 
就活生なんですね…
 
何だか信じられません。
私は社会人とそうでない人の間には高い壁があると思っていました。働くことは価値のあることで、何かすごく難しい通過儀礼があってそれを乗り越えた人だけが社会で働けるのだと。
 
ですが、周囲を見ていると"働く"こと自体は今の日本社会にいれば基本的には誰にでもできることなのだと分かりました。
こんな事を言うと怒られるのかもしれませんが、アルバイトなら応募すれば大抵のところで雇って貰えるし、私の周囲の"普通の"大人で働いていない人はいませんでした。

 

 
 
例外といえるのは学生時代にいじめられて30年間引きこもり先日亡くなってしまった近所のおばさんくらいでした。おばさんは生前酔っ払ってお金を下さいと私の家に押しかけてきてご両親に連れて行かれたりしていましたが、やさしい人だったと思います。
彼女は私が小さい頃家の前の道路にロウ石で絵を描いていると、「何を描いているの」と話しかけてくれました。大人と対等に接することができている気がして、彼女とのおしゃべりは楽しかった記憶があります。
 
そんな彼女や定年退職した世代の人々以外に、私の周りに働いていない大人はいませんでした。
両親に就業経験があるのはもちろん、高卒の友人でさえ工場で正社員として働いているし、短大卒の友人はアルバイトですがしっかり働いてお金を稼いでいます。
 
時代のおかげなのかもしれません。周囲にいるのは恵まれた人ばかりなのかもしれません。ですが、少なくとも私の周りにおいては、"仕事を見つけ、働くこと"は "皆が出来ていること、出来て当然なこと"  なのです。働いて、お金を稼ぐということをみんな当たり前にしています。大卒の就職率が96%を超えたというニュースもありました。
 
なら、私にもできるはずです。
 
できないのなら、私に何か問題があるということになります。
 
もちろん"みんな当たり前にできるわけではない"環境はあると思いますが、私の環境はそうではないのですから。
 
この「皆できているんだから私にもできるはず」という考えは、私を苦しめも勇気付けもしてきました。
 
今回は、苦しまないよう、良い方向にだけその力を借りたいです。
 
何を書いているのか分からなくなってきました。
就活生は前向きに、頑張ってくださいね。
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