ブログのデザインを変えました。やっぱり見た目は大事だもんね。
私は自分の容姿が好きではないです。
鏡を見る度に見たくないものを見せつけられてる気分になるし、写真を撮るのも嫌いです。facebookにも自分の顔が写った写真なんて絶対にあげないし集合写真で自分の顔が写っているものがアップされる度にアカ消しを考えます。
こういうことを言うとそれなら努力をしろ、容姿なんて自分次第で変えられるものなんだから行動しなさいと言われそうだけど、それをするだけのパッションが私にはないんですよね。
大体できることって何?義務感でしか化粧をしたことがなかった、路頭に迷った子羊はなんや本屋で目に入った 神崎恵『会うたびに「あれっ、また可愛くなった?」と言わせる』を購入しました。
すごいねこのタイトル。馬鹿で調子のいい言葉に惹かれやすい私は思わず手に取っちゃったよ。著者は40歳のビューティライフスタイリストだそうです。肩書もなんかすごい。私のライフもビューティにしてください。
期待しながら本を開くと「いつもとぅるんとした髪でいる」「五感をとろかせる香りをまとう」「ふわとろ脚をつくる」などなんだかすごく感覚的だけど何とかしてくれそうな文句が並んでいたので、それに従いカラコンを購入しアイプチを覚えシャンプーを変え美容室に行き香水をつけ脚のマッサージを行うなどの努力をするとあらすごい、友人に「なんか可愛くなったね!」と褒めてもらえました。すごいね。こういう本馬鹿にしてたんだけど、可愛くなったって言ってもナメクジがカタツムリになったレベルなのかもしれないけど、ちゃんと効果あるんだね。認識を改めました。
髪の毛からいい匂いはするし、目も心なしか大きく見えるような気もして、友人にも褒めてもらえて、背中に殻をのせることができて、嬉しかったんです。
嬉しかったんですけど、やっぱり鏡を見るのは好きじゃないし写真も嫌いなままでした。
だって鏡に映るのは相変わらず自分だったから。背中の殻があろうがなかろうがゆるふわパーマだろうが鏡に二本の触角?が写っていて、それがぬめぬめしていることには変わりがないのです。
少なくともあと数年の間は鏡を見るのは「地味に」嫌いなままだろうな。
実生活に支障が出るほど、死ぬほど嫌いってわけでもなく、常温で生ぬるく嫌いなだけだからそのまま。
この本に従い続けるのはめんどくさかったし。
犬の散歩に行ってきます。
それでは。
この作者に洗脳されたら幸せになれる気がする